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PR活動×国民性の視点で関西のインバウンドPRを考えてみた

2016.02.17関西支社 支社長 山口知賢

最近の関西はインバウンドが熱い

政府が発表した昨年の訪日外国人は「円安効果」もあり1973万人に達し、特に中国から499万人(前年比2倍強)、韓国400万人(45%増)、台湾367万人(44%増)とアジアからのインバウンドが急増しています。
新聞やテレビのニュースでも毎日毎日インバウンド関係の言葉が目や耳に入ってきます。

観光庁によると、昨年関西を訪れた訪日客は790万人、前年比65%増となっているようで、全国平均を凌駕する状態になっています。今や大阪の難波(ミナミ)や梅田(キタ)では、中国人の「爆買い」シーンは日常の光景です。
大阪に限ってみると、大阪観光局の発表(速報値)では、2015年に大阪府内に訪れた外国人観光客の国・地域別では、 ・中国 271万6000人 2014年の170%増 ・韓国 108万人 2014年の50%増 ・台湾 105万4000人 2014年の55%増 ・香港 53万8000人 2014年の100%増 となっており、東アジアの主要国・地域は軒並み前年比50%以上の増加となっています。
そして、LCCの窓口となっている関西国際空港の入国者推移は過去5年間で3.74倍にまで成長(ex.成田:2.17倍、羽田:2.74倍)しているような状況です。

2015年1月-12月の合計訪日外客数と2014年からの伸率

当然、関西支社にもインバウンド関連の相談はひっきりなし

そんな状況の関西ですから、インバウンド向けPRについて相談されることが非常に多くなってきましたし、インバウンド向けコミュニケーション商品=多言語化対応を売り込みにくる企業も増加しています。
日々、インバウンド関連の情報やニュースに触れ、売り込みや相談に対応している中で感じているのが、『インバウンド』という大きな傾向で括って考えてはダメなんじゃないか?ということです。

以前に佐賀県出身の方と話している中で、タイ人が大挙して佐賀県を訪れている話を聞きました。(過去にニュースでも取り上げられていたので、ざっくりした内容は知っていましたが)
佐賀県フィルムコミッションが頑張って、タイの映画やTVドラマのロケ地として誘致している。その結果、タイの方々のロケ地巡り=佐賀県詣でが止まらない!との事でしたが、消費意欲はそれほど高くなく、交通・宿泊・食事以外ではあまりお金が落ちないとの事でした。
佐賀県の事例からも、一口に「インバウンド」と言っても、自社の製品やサービス × 訪日客の国民性や消費性向(傾向)を考慮し、ターゲットとなる訪日客とPR手法や伝えるべきコトを考える必要があると感じた次第です。

以前に京都府美山町の観光施設でPR業務を担当していた関西支社のスタッフ曰く、「美山町は台湾人バブルですよ!」

関西インバウンドの中心である中国・韓国・台湾の方々の過ごし方や求めているものは、それぞれ大きく異なっているように感じます。

中国の方はメディアを日々騒がしているように「爆買」。団体ツアーで日本を訪れ、日本の低価格×高品質のモノ=家電・化粧品・医薬品・海外ブランド品を買い求める『モノ消費』が中心です。
韓国の方は韓国と日本のアクセスの良さ(直行便×路線が多い、フェリーでも可能)から気軽に訪日しており、3日間以内の短期滞在者×来訪階数20回以上のリピーター×個人旅行の比率が非常に高い一方で、平均支出は約¥80,000-程度で、日本が好き&最新の日本を知りたい・体験したいという『トレンド消費』傾向が強いと思います。

inbound_bus

そして、台湾の方々。
以前に京都府美山町の観光施設でPR業務を担当していた関西支社のスタッフ曰く、「美山町は台湾人バブルですよ!」との事。確かに京都府美山町や岐阜県白川郷のような「日本の里山・原風景」を求めて大挙しているようです。
傾向としては、台湾の方は京都の社寺だけじゃなくて、美山町や滋賀や岐阜の白川郷など、だれも見たことのない日本、古き良き日本を見聞したい、それを友人たちに披露したい欲求が強いらしい。
そして、まだ多くの人に知られていない場所や風景・自分が体験したことなどを写真に収め、SNSで公開して自慢することが目的との事。そういう点から『コト消費』の傾向が強いのかと。

単純に中国・韓国・台湾だけを比べてみても、訪日の目的や過ごし方、消費の内容が大きく異なっています。自社の商品やサービスがどの国の方々の需要にマッチするのかを考える必要があります。

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Paseo Nocturno por Osaka 作『Paseo Nocturno por Osaka』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。

目下、“台湾人向けPR”を仕込み中

先日、神戸の方の得意先から、台湾の方々に向けてPRをしたいとの相談を受けました。
関西国際空港と台湾は定期便以外にもLCCの「ピーチ」「ジェットスター」「タイガーエア台湾」が就航しており、関西の玄関となっています。関西国際空港に降り立つ台湾の方々に向けてPRを強化したいとの事でした。
訪日外国人の中でも「台湾人」に絞り込んだPRをしたいとの事でしたので、私たちは世界的に有名な情報サイトではなく、アジアでも特に台湾人に圧倒的に支持されている『MATCHA(http://mcha.jp/)』と組んだ提案を行い採用いただきました。
得意先は見たことも聞いたことも無い情報サイトであったようですが、取材するポイント&発信する(すべき)内容や、サイトのPV数やクリック率などを説明したところ、非常に高い評価をいただきサイト内広告まで実施することが決まりました。

次は大阪難波エリア(ミナミ)で中国人向けPRを予定

Day 21 Osakaクリエイティブ・コモンズ・ライセンス
Aapo Haapanen 作『Day 21: Osaka』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。

次は大阪 難波の道頓堀(ミナミ)に開業する飲食店のインバウンド対応を実施する予定です。
日本全国に展開している飲食店ですが関西エリアには初の出店で、初めてが道頓堀エリアとのことです。
※阪神タイガースが優勝したり、サッカー日本代表が勝利したりすると、橋から川に飛び込む場所です。

道頓堀エリアは、国内観光客と大型家電量販店&大型の薬局やディスカウントストアが乱立し、中国の方々にとっては「爆買」のメッカになっているエリアです。まさに観光客しか流動していない非常に特殊なエリアです。
そのような中で開業時の話題化だけでなく、国内&国外の観光客が中心のエリアで日々の集客&販売促進に貢献するPR活動を考え実践することは、私自身とても楽しみにしています。

今後の展開について

中国の不景気が報道されていますが、それでも中国の方々の訪日は以前と比較して多い状況が続くでしょうし、噂レベルですが大阪フィルム・カウンシルが香港の映画ロケ地誘致を働きかけているようなコトも聞いたので、次は香港のインバウンドPRを考えていかなければならないですね!

Osakaクリエイティブ・コモンズ・ライセンス
duykham 作『Osaka』はクリエイティブ・コモンズ 表示 – 改変禁止 4.0 国際 ライセンスで提供されています。

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