コラム

COLUMN

『謝罪会見』はネットで見る時代に――生配信に対応したメディアトレーニングの必要性

2020.01.09

企業のトップや担当役員などが記者会見を開き、頭を下げる『謝罪会見』。

世間の注目を集める記者会見が開かれた場合、地上波のテレビ局はニュース番組の予定を変更し、生中継で映像を流すことがあります。それに加えて近年では、ネットで生中継されることが増えています。2019年、あるインターネットテレビ局で最も多くの視聴者数を獲得したのは、お笑い芸人の謝罪会見を生中継で流した週だったということです。また、TVメディアのインターネット配信のみならず、新聞メディアやWEBメディアもネットで生配信をしています。謝罪会見の映像を生中継で見るということが新たなコンテンツとして成立しています。

生中継により全てが映し出され、重要性が増す『謝罪会見』

TVニュースで編集された映像では、登壇者の失言や場にそぐわない仕草、表情が見られた場合は繰り返される傾向にありました。これらは、TVの記者やニュース番組の制作スタッフが会見の全体から一部を切り取った状態にして流しています。全体を通して問題はなくても、たった1度の不適切な言動で台無しになる、というのが危機管理広報として謝罪会見では大事なポイントです。これに加えて今、生中継をネットで見られる、ということで、会見の全てが映し出され、登壇者の一挙手一投足を見ることができます。つまり、登壇者は常に多くの人から見られることになり、より気が抜けなくなりました。

登壇者から見た生中継のメリットと対策は?

生中継は、登壇者にとってメリットがないように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。記者会見は、記者を目の前に行いますが、生中継によって視聴者に対して、間接的ではありますが、伝えたかったことをカットされることなく伝えることができます。本来、謝罪をするべき当事者に対しても直接届く可能性も高くなります。また、記者が質問する様子も流れるため、記者からの厳しい質問や登壇者に詰め寄る発言も少なくなったように感じます。オズマピーアールのメディアトレーニングでも、登壇者には生中継されることを想定して、話すことを意識してもらうようお伝えしています。「カメラの先で被害者が見ているかもしれない。目の前の記者を相手にせず、その先の視聴者に向けてご発言してください」。

こうした変化する状況に対応できていますか? 危機管理広報の中で、最も失敗が許されない謝罪会見の場で記者やその先の視聴者に対して、的確にメッセージが届けられるようにしなくてはなりません。弊社のメディアトレーニングを通して、登壇者やサポートする広報担当の方が事前に準備されることをおすすめいたします。


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オズマピーアールの専門機能:メディア・トレーニング

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