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世界初の“アニメちっくアイドル”桃知みなみさんから学ぶ!インターネットとリアルで幅広くファンを獲得するセルフブランディングとコミュニケーションの極意とは?

2015.02.24金井・登坂・柞山

桃知みなみさん1

桃知みなみ」というアイドルをご存じでしょうか。ブログやニコニコ動画から活動を広げ、いまやTV番組のレギュラーや、クラブイベントでのDJ、国内超大物歌手のライブや海外イベントでのMCなど幅広く活躍し、ネットユーザーに限らず幅広い層のファンを獲得している注目のアイドルです。その姿はまさしく“世界初のアニメちっくアイドル”。まるでアニメの世界から飛び出してきたかのようなキュートな印象や仕草、可愛げのある声が魅力です。
テレビ東京の番組では、レギュラー出演者としてネットユーザーと共に様々なプロジェクトを進めてきた経験を持つ桃知さんは、いかにしてファンの心をつかみ、現在の人気を築いたのか。
今回はそんな桃知さんから直接お話を伺い、これまでの活動や今後の展望を聞き、Webからダイレクトコミュニケーションをまたいで評判を醸成していく、そのコミュニケーションの極意を探っていきます。


■初めはホワイトボードでコミュニケーションしていた!?

桃知みなみさん2挨拶も早々に桃知さんが差し出してきたのは、自身のイラストが描かれた“アメ”。頭の髪飾り(ご本人曰く“頭に生えたイボ”)から出てきたアメは、念じると湧き出てくるのだそう。聞くと、小さなお子様とのコミュニケーションに有効なほか、海外での活動も多い桃知さんにとっては、言葉の通じない他国のファンとの溝を埋められる重要なツールなのだそう。

 

――桃知さんが活動を始められたきっかけは何だったのでしょうか?

*以降、“もっち”という語尾は桃知さんの口癖になります。
デビューしたのは、テレビ東京の「アニソンぷらす」という番組でアシスタントとして出演したのが最初だもっち。パパもっち(*注:お父様のこと)とテレビ東京のプロデューサーさんがお友達で、娘のもっちのことを「可愛い」って紹介したことがきっかけだもっちよ。
元々アイドルに憧れていて、いつかアイドルとしてデビューしたかったんですけど、すごく恥ずかしがり屋で。自分の声にコンプレックスがあったから、デビューしてから2年間は今のように喋らず、ホワイトボードで会話するようにしてたんだもっち。

――ホワイトボードですか!?いまのように話し始めたきっかけは何だったのでしょうか?

初めはそのやり方が認められて評価されてたんですけど、ファンの方と交流したり、テレビやイベントに出させていただいているうちに、コミュニケーションに時間がかかってしまうのがもどかしくなってきたんだもっち。だから勇気を出して「自分の声」でコミュニケーションすることを決めたんだもっちよ。

――Webでの活動はどのように始められたのでしょうか?

ブログは元々やってたんですけど、デビューしてしばらくしたころに、ニコニコ動画で「踊ってみた」動画が流行ったんだもっち。そこで、大好きなハロプロの曲を踊って投稿したのが最初の活動だもっちよ。初めはもっと叩かれるかなと思ったんだけど、みんな意外と受け入れてくれて、すごくうれしかったもっち。
ブログのコメントやTwitterのリプライ、ニコニコ動画につくコメントなど、ファンの方とのWeb上のコミュニケーションは文字を通して行っていることも多いけど、これってホワイトボードで会話していた初期の自分の表現方法に近いと思うんだもっち。だから、あの頃の経験は良かったし、その経験があるからこそ、みなさんからのコメントを大事にしたいと思うんだもっち。


■ネットとリアル ファンとのコミュニケーションはどう違う?

桃知みなみさん3

――いまではたくさんのファンがいる桃知さんですが、ファンとのコミュニケーションで心がけていることはありますか?

Webを通して接する時は、中高生や地方のファンの方もいるし、なるべく多くの人に共通する話題を選んだり、コメントするようにしてるもっち。けどそれだけじゃなくて、ファンの方一人ひとりの声に耳を傾けて、出来る限りコメントを返したり、何かネタを振られたら全力で応えるようにしてるもっちなぁ。この前もファンの方がTwitterで「桃知がドラゲナイしてる夢を見た」って言ってるのを見て。すぐに「ドラゲナイ」している画像を本当に作って返信してあげたもっちよ。(笑)すごく喜んでくれたもっちよー!
*「ドラゲナイ」とは:ロックバンド・SEKAI NO OWARIのボーカルがトランシーバー型のマイクを持って歌っている姿を、写真やイラストでモノマネしてWebに投稿すること

――ファンにとっては、自分のためだけにリアクションがくるのってすごくうれしいですね。

――イベントでDJやMCをすることも多い桃知さんですが、そういったリアルな場でのファンとの接し方はどうされているんですか?

もっちのファンの方は、直接会うと比較的控えめな方が多いもっちよ。会場でも壁際のほうで静かに見てたり。だからその方たちにもメッセージが届くようには気を付けているもっち。
ただ、そういったイベント会場にはもっちに会いに来るのが目的ではない方もいて。例えばプロレスやアニソンイベントのMCをする時はそうもっち。だから、一人のアイドルとして、きちんとその場を盛り上げて、司会進行することは義務だと思ってるもっち。
桃知みなみさん4つまり、なるべく視野を広くするようにしてるってこともっちよ!視界は狭いんだけど!(笑)

――たしかに視界は狭いかもしれませんね。(笑)

 

でも、一人ひとりのファンを大事にしながら、全体のことも気にかけている視野の広さには恐れ入ります。


■セルフプロデュース、“DIY精神”が生んだもの

――いまでも事務所などには所属せずに活動されているんですよね?

そうだもっち!デビューした時から、どんなメッセージをどうやって出していくか、ずっと自分で考えてきたもっちよ。

――自分で自分のイメージを作り、メッセージを出して、コミュニケーションしていく。
それって“DIY精神”とかって言うんでしょうかね?

“DIY精神”、かっこいいもっちなぁ!(笑)たしかに、これまでの活動は全部自分の意志でやってきたもっち。でも、自分で作ったものだからこそ、なんだかオーダーメイドの喜びを届けられているような気がして、自分もうれしいもっちよ。

最近は、そんなもっちに「一緒に何かやろう!」と言ってくれる方がふえてきたもっち。絵を描いたり、文章を書いたり、他の活動をしているファンの方から、何か作らないかって提案されたり。あと、田村淳さんやアメリカザリガニの平井さん、ネットタレントの百花繚乱さんなど芸能界の方たちにもすごく良くしてもらっていて、本当に有難いと思ってるもっち。

――フリーの方から芸能人の方まで。広く愛されて、新しい活動を生み出せるのは、桃知さん自身がアイドルであると同時にクリエイターだからなのかもしれませんね。

――最後に、これからの活動について教えてください

もっちを見て、「メイドインジャパン」のイメージを持って、海外でのイベントに呼んでくれる方が多いもっちよ。だから、海外の方にもっと知ってもらうために、今年はYouTubeチャンネルを作る予定だもっち。英語圏の方向けに、日本の萌え文化を発信するような内容にするもっち。
あと、もっちを題材にしたライトノベルが発売されたもっちよ。
YouTubeもライトノベルも、一緒に何かやりたいと思ってくれた人がいて、それで初めて出来た企画だもっち。将来の夢は、アニメちっくアイドルが本当にアニメになることもっちよ。今回のライトノベルを基軸に、TVアニメを作りたいもっちなぁ。

――アニメちっくアイドルがアニメになるって、とても面白いですね!今後もますます応援させていただきたいです。
このインタビュー記事をご覧になった方から、新たなご指名が入るとうれしいですね!
本日はありがとうございました!


■インタビューを終えて…セルフブランディングとコミュニケーションについて

桃知みなみさん5

お会いするまでは、非常に奇抜な方なのかと思っていたのですが、私達の質問にも真摯に答えてくださり、たくさんお話をお伺いすることが出来ました。

外見の奇抜さと対照的に、実際にはしっかりとしたコミュニケーションが取れる、その点では“普通のアイドル”と変わらない。そのバランス感覚が桃知さんの人気を下支えしているのだと気付きました。

また、誰かに作られた“キャラクター”ではなく、自ら作り出し自ら発信しつづけるというDIY的なポリシーが多くの方々に愛されるだけでなく、新しいコンテンツを生み出すきっかけに繋がっているのだとわかりました。

桃知さんの人気の秘訣は、セルフブランディングで一貫してブレない「軸の強さ」と、場面や対象に合わせて細やかにコミュニケーション方法を変えていく「対応力」が両立していることだと思います。
これはアイドルに限らず、私達のようなコミュニケーションを生業にしている者にとって、共通のテーマであると思いました。

<桃知みなみ>
世界初の“アニメちっくアイドル”として活動中。近年はゴールデンのバラエティ番組にも出演。2014年3月にオープンしたサブカルスポット・阿佐ヶ谷アニメストリートにも拠点を構える。海外で行われるクールジャパン関連イベントに出演するなど、日本のサブカルチャーの中心的存在として活躍している。
桃知みなみオフィシャルサイト:http://momochi373.com/

*オズマピーアールでは、桃知さんとコラボレーションした施策のプランニングを今後も推し進めて参ります。新しい施策をお考えの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。

 

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