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大分県訪問レポート -GW明け最初の週末 例年に比べ、観光客は半減か-

2016.05.30地域ブランディングチーム 名和 佳夫

「平成28年熊本地震」により、甚大な被害が発生しました。亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復興を心よりお祈りいたします。

オズマピーアール 地域ブランディングチームは、大分県の年間広報を担当してまいりました。ご縁のある土地だけに被災状況が気がかりで、『別府』から『湯布院』、さらに阿蘇にほど近い『久住高原』、そして『竹田市』を訪れて来ました。

ゴールデンウィーク明けの最初の土日、大分県の実際の被災状況、どこまで観光客が戻ってきているのか。一生活者として、この目で見て、現地の人たちの声を直接聞いてきたことをまとめてみます。

訪問レポート

■ 羽田空港(往路)
oita_column_1 (ヒアリング:キャビンアテンダント)
GW明け、一つの節目となる震災から1ヶ月経った今日の搭乗率は76%(127名搭乗/167席)。うち子供2人で、ビジネスと旅行客は半々。何かイベントがあるのか同じTシャツを着た人がいるので、団体が入っていると思う。団体の影響も考えられるが、土曜日の朝2便目での搭乗率76%というのは、いい数字だと思う。
■ 湯布院
oita_column_11oita_column_3oita_column_4 駅に列車が着くと、平日でもたくさんの観光客が降りてくる印象があったが、降りたのは50名ほどだった。いつもは外国人観光客が多いが、今日は日本人観光客が目立つ。また、月に1度の湯布院神楽の日だが、客入りが心配である。

(ヒアリング:JR由布院駅員)
地震で駅舎の天井のガラスが割れ、その様子がテレビで出たんです。今はベニヤ板とブルーシートで覆っていますが、壊れた天井と商品が崩れた土産物屋さんのお店の様子ばかりニュースで放送されましたので、由布院の被害が大きい印象を与えてしまった。風評被害だと思います。GW中、乗客はほとんどいませんでした。今日はGW明けの最初の休日ですが、いつもの半分以下のお客さんです。
(ヒアリング:由布院駅前土産物屋店長)
2回目の本震の揺れが大きく、店内の商品が崩れ落ちた。しかし、建物の被害はなかった。営業を続けることができたのに、観光客がいない。GWは電車よりも車で移動する人が多く、それも県内の人ばかりのように思う。大分空港の韓国便が運休中のせいか、海外旅行者も全然見ない。さっきの電車で店に立ち寄ってくれたお客さんは、あなたお一人だけという状況です。早くお客さんに戻ってきてほしい。
■ 河原精肉店
oita_column_5oita_column_12 由布院駅から歩いて3分ほどのお肉屋さんに立ち寄る。唐揚げやメンチカツのお惣菜も売っている。唐揚げと地鶏入りコロッケを注文し、お店のお母さんにヒアリングする。

(ヒアリング:お母さん)
今食べるの? じゃ、ちょっと待ってて、温めるからね。地震は揺れたわよ! 駅のガラスが割れただけじゃなくてね。ウチも建物は大丈夫だったけど、外壁やコンクリの床にヒビが入ってね。足場組んでるけど、工事はまだ。地震で瓦がすごい落ちたでしょ。屋根修理前に、まずブルーシートかけるって5万円っていうのよ。高すぎるわよね。急に頼んでも後回しになることもあるから、やはり日頃からの付き合いが大事ってことよ。あっちの方見た?ブルーシートかけた家けっこうあるわよ。あらあら、からあげ渡すの忘れてたわ。
■ ザ・ガンジーリゾート&ホテル
oita_column_6 阿蘇に近い大分県久住高原にあるリゾートホテル。部屋数は15室。震災復興支援プランで宿泊。建物はリフォームされて内装はきれい。従業員のサービスは行き届いている。

(ヒアリング:マネージャー)
GWはすべてキャンセル。その後は例年の3~4割ほど。この土日は地震後初めて満室になったが、その先の予約はあまり入っていない。このように建物も周りも被害はないが、ホテルが阿蘇くじゅう国立公園内にあるので、風評被害的なことはある。夏休みへの集客が心配だが、こればかりはしょうがない。復興支援プランでは儲けは出ないが、これを切っ掛けに久住高原に人が戻ってきてほしい。グループ会社で牧場をやっているので、是非ソフトクリームも食べていってほしい。
(ヒアリング:シェフ)
GWはキャンセルで、食材が無駄になり残念だった。豊後牛は自慢の食材で、是非みなさんに食べてほしい。できるだけ地元食材にこだわり、お客様に美味しい料理を提供していきたい。
■ 竹田市内
oita_column_7 (ヒアリング:KORONE CAFEマスター)
地震の被害は無い。GWは観光客が減ったように思うが、帰省客も減った。地震の前も後も客足は変わらないように思う。地震の影響があるのは、湯布院の方じゃないの?
■ RecaD(イタリアン リカド)
oita_column_8 移住して照明を作っているWARAUHANAの中村さんに紹介して頂いた。「竹田に人が集まる場をつくりたい。」と竹田出身のオーナーが東京からUターンで作ったお店。内装デザインにコダワリがあって交差点の角っこにある。実はリカドは角という意味。竹田市には最近、IJUターンの若者が集まっている。

(ヒアリング:藤澤シェフ)
もともと観光客が少ない街だけど、それ以上に減った。地震の影響っていえば、建物被害自体はなかったが、それよりも夜のお客さんがバッタリなくなった。役所や消防団の人たちが夜は自宅待機となり、いつでも動けるようにとアルコールを飲めないからで、それが痛い。
(ヒアリング:スタッフ)
たまたまアルバイトしているけど、本業はナースです。竹田市の病院は地震でケガした人とかいないけど、揺れると入院患者さんが不安がっていた。いまもそう。私は特に自宅待機とかは、ありません。もっとお客さんに戻ってきてほしい。
■ 大分空港(帰路)
oita_column_1 (ヒアリング:キャビンアテンダント)
搭乗率は80%。地震の影響により、搭乗客が減ったとは全く感じない。いつもと同じように思う。ただ、観光よりビジネスのお客様の割合が増えたように思う。この日曜日の便でも見た目3~4割がビジネスのお客様です。

災害がもたらす「風評被害」の問題

わが国は、地震や台風などの自然災害が頻発する国土事情を抱えており、それに伴い、社会基盤施設等の構造物はもちろん、それ以外に及ぼす影響も大きいものとなります。特に昨今の大規模自然災害では、災害規模がそれほどでもないにも関わらず、被災地域の観光行動や農林水産物流通等に深刻な影響をもたらす「風評被害」が問題となっております。特に観光産業に与える影響は非常に大きいものとなります。

今回の平成28年熊本地震において、大分県内の被害も大きなものとなりました。県内被害が、連日報道されている状況から、今年の観光客数は落ち込むものと予想されます。

オズマピーアールが風評被害対策を担当した能登半島地震(2007年3月25日発生)では、地震活動がほぼ終息し、観光施設も復旧していたGW期間中にもかかわらず、旅行者が前年と比べ2割から3割程度落ち込む事態となりました。

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風評被害を最小にするために

風評被害を最小にするためには、攻めのPR活動が必要です。

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