コーポレート・コミュニケーションは、何から始めるべき? ―企業の認知度やブランドを向上させる「広報戦略」の重要性―
今回のコラムでは、オズマピーアールが考えるコーポレート・コミュニケーションについてご紹介します。コーポレート・コミュニケーションを強化する際には、一体どのようなことから着手すべきでしょうか?
そもそもコーポレート・コミュニケーションとは、日本パブリックリレーションズ協会のホームページから抜粋すると、「社会や消費者に対し、企業の理念や活動内容、情報を伝達する活動」とあります。つまり、企業自体を発信していくコミュニケーション活動を指しています。
時代にマッチした企業としての“らしさ”
弊社には、様々な業種のお客様から「会社の認知度を上げたい」というご相談を多数いただきます。企業に対するブランドイメージを定着させて、最終的に顧客獲得やステークホルダーから選ばれる会社になりたい、という未来を期待されています。
この「もっと会社を知ってもらいたい」というコーポレート・コミュニケーションの課題に対して、もちろん情報発信量を増やすことも大事になりますが、その会社が定着させたいイメージ=“らしさ”を明確にして、世の中に発信していくことが重要になります。
さらに言えば、その“らしさ”とは、社会の一員として世の中から好感を持たれる“らしさ”でなければいけません。
“らしさ”を紐解く3つの視点
コーポレート・コミュニケーションでは、この“らしさ”をPR視点で突き詰めて言語化していくことがカギになります。社会の中で共感されるポイントはどこにあるのか、そのポイントをどう発信していけばよいか。コーポレート・コミュニケーションを強化するには、「広報戦略」が欠かせません。そのため、オズマピーアールでは次の3点を洗い出した上で、広報の目的を明確にする「広報戦略」の策定をご提案しています。
① 会社の目指す「ありたい姿」は何か
② ステークホルダーに共感される価値や社会的意義を含む“らしさ”は何か
③ “らしさ”を軸に策定した広報戦略に基づき、どのような広報戦術が有効か
広報活動の目的が定まっていない場合、一つ一つの施策ごとに広報活動の最大化を図ろうと考えてしまい、その効果が部分最適になってしまう傾向があります。一方、広報活動の目的が明確に定まっている場合は、様々な広報活動を展開していても、最終的には企業の“らしさ”が伝わるように、各施策に落とし込んでいく考え方ができるため、全体最適につながります。
つまり、どの施策から見ても、一貫した“らしさ”を発信できていると、「この会社って〇〇なイメージだよね」という訴求につながり、会社の認知度が上がりやすくなります。
“らしさ” × “社会的意義” = スタート地点
このように、コーポレート・コミュニケーションにおいて重要になる“らしさ”。みなさんの企業では、どれだけの解像度で広報の目的が定まっていますでしょうか?
最後に、オズマピーアールのコーポレート・コミュニケーション部では、「SOCIAL IN, MESSAGE OUT」のPRコンセプトを掲げています。社会的視点で社内外の課題や状況を分析し、“らしさ”に社会的意義をインプットします。そして、社会が求める内容に昇華させて情報発信力を高めたアウトプットを行うことで、たくさんのステークホルダーにメッセージが届くと考えています。
ご興味のある方は、ぜひコーポレート・コミュニケーション部までご連絡いただけたらと思います。
【問い合わせ先】
株式会社オズマピーアール コーポレートコミュニケーション部
担当:近江
E-mail: corp_com@ozma.co.jp