1. ホーム
  2. コラム
  3. 組織のスポークスパーソンに必須のメディアトレー二ングとは?【改訂】

組織のスポークスパーソンに必須のメディアトレー二ングとは?【改訂】

組織には、そのメッセージを代弁しマスメディアと対峙する、経営者や役員などの“スポークスパーソン”が存在します。

しかし当人にその自覚がなければ、記者に個人的な見解を披露し、それが会社のメッセージとして記事に書かれたために、本来伝えたかった情報が伝わらないという事態を招くかもしれません。あるいは、カメラを通して映し出された振る舞いが、顧客や市場の期待する人物像とかけ離れていたせいで、自社製品のブランドイメージを損ねてしまう可能性も否定できません。

こうした意図しないミスコミュニケーションはなぜ起きてしまうのでしょうか?

それはスポークスパーソンが、メディアを通じて適切に情報を伝達するスキルを身につけていないことが最大の原因です。近年、そのことに気づいた企業が、クライシス時の危機管理広報に限らず、平時からメディアトレーニングを重要視するようになってきました。

オズマピーアールでは、企業トップや役員が交代するタイミングで、メディアトレーニングを多く実施しています。また、メディアトレーニングだけでなく、同時にクライアントのキーメッセージ開発と広報施策の策定までカバーしており、クライアントより評価いただいております。

目次

  1. 戦略的なコンサルティングとトレーニングをワンストップで提供します
  2. テレビ報道される記者会見映像は、たったの30秒以内に編集されてしまう
  3. 外部だけでなく、内部への波及効果が得られることも大きな意義
  4. 平時にメディアトレーニングを導入するからこそ、効果が最大化する
  5. サービスの流れ

shutterstock_190031060s

戦略的なコンサルティングとトレーニングをワンストップで提供します

オズマピーアールが提供する平時のメディアトレー二ングは、次の3つのパートが基本活動となります。

第1パート:課題抽出のための事前調査
クライアントの現状を浮き彫りにするため、メディア視点による報道の論調分析や関係者へのヒアリングを行い、課題を抽出します。

第2パート:キーメッセージと広報施策の策定
クライアントを取り巻くステークホルダーを洗い直し、中期経営計画などと整合性をとりながら、伝えるべきキーメッセージを開発し、共有します。

第3パート:スポークスパーソン トレーニング
メディアを通してキーメッセージを伝えるテクニックをレクチャーし、模擬記者会見などのトレーニングを実施して情報発信力の向上をはかります。

オズマピーアールの特徴は、メディア出身の専門スタッフが、戦略的なコンサルティングとトレーニングをワンストップで提供することです。そして総合PR会社としての豊富な経験やナレッジを駆使して、適切なメディア対応と情報伝達により、好意的な企業イメージや評判の形成を望むクライアントの力となります。

テレビ報道される記者会見映像は、たったの30秒以内に編集されてしまう

shutterstock_224177878s

クライアントから要望が多いものとしては、テレビ取材を想定した記者会見の模擬トレーニングがあります。テレビはとくに言い直しがきかず、放送時は30秒程度まで短くカットされるため、限られた文字数と時間内にキーメッセージを含める話術が要求されます。これは、訓練して初めて得られるスキルです。

そのため、模擬トレーニングでは、本番さながらにテレビ用の機材やカメラ照明を置き、さまざまなタイプの記者に扮したスタッフが厳しい質問を繰り出します。スポークスパーソンから本番終了後に「トレーニングよりも簡単でした」と言っていただくことが、なによりのほめ言葉だと考えています。

外部だけでなく、内部への波及効果が得られることも大きな意義

こうして、一連のメディアトレーニングを実施し、メディアを通じて伝えるべきメッセージをうまく伝達できるようになると、従業員への波及効果も期待できます。

たとえば、朝礼で社長や役員の話を聞き流していた社員も、翌朝、同じことが書かれた新聞を読んだときは「なるほどな」と思うものです。また有名なビジネス番組で自社の入社式の様子を見た古株社員が、テレビ越しに社長の発言を聴いて、自社の考えをより正しく深く知るきっかけになることもあります。

これは、情報を第三者発信に変えるだけで、その信頼度が増すという例であり、企業広報の現場担当者が、平時のメディアトレーニングの重要性に着目し始めた背景には、こうした波及効果への期待もあります。

平時にメディアトレーニングを導入するからこそ、効果が最大化する

shutterstock_283605656

業績が伸びていそうな企業は? と聞かれて、どのような社名や経営陣の顔が浮かぶでしょうか? パッと思い浮かんだあの有名企業も、きっと平時のメディアトレーニングを導入していることでしょう。

メディアトレーニングの導入に適したタイミングは、役員交代などでスポークスパーソンが代わるとき、または株式公開などでこれまでのコーポレートコミュニケーションを見直すときです。既存の広報戦略を点検したい、または自社のキーメッセージを確認したいときも、オズマピーアールにご相談ください。課題を解決するために、ベテランスタッフが皆様をサポートいたします。

サービスの流れ

mediatraining

関連リンク

オズマピーアールの専門機能:メディア・トレーニング

新着コラム

お問い合わせ

pagetop