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  3. LIXIL「未来共創計画」

暮らしを支える企業であり続けるための「LIXILが持つべきイノベーション」の言語化と共有。 SFプロトタイピングを用いて、生活者と社員の手で数百年先の未来をアウトプットする。

実施概要

新規事業コンペやアクセラレータプログラムは、現在からおおよそ5年10年先程度の未来しか構想することができない。現実世界の思考を超越するために「SF(Science Fiction)世界」を起点に、SFプロトタイピングという手法を用いて、広く一般から「豊かな暮らし」をテーマにフォーマットの規制をせずにアイデアを募集。集まったアイデアから社員を巻き込んだワークショップやコンテンツ制作などのコミュニケーションプログラムを実施し、社内でのイノベーションマインドの醸成に取り組んだ。
「自社の未来のひとつのかたち」をテーマにインナーコミュニケーションを図りながら、LIXILが持つ構想力・実現力を外部へ発信するコミュニケーションとなるよう企画・運営を行った。

具体アクション

・誰も見たことのない未来の「豊かな暮らし」をテーマにアイデアを公募する
 「FUTURE LIFE CREATIVE AWARD」を開催

・100件を超える応募作品の中から7作の受賞作品が決定

・最優秀賞作品の作者と共創して、1つの未来のカタチを描いた
 コンセプトムービー「未来共創 Sumika7.0」を公開

成果

・「未来の暮し」をテーマに実施したアイデアコンテストでは、
 小説/映像/イラスト/漫画/俳句など、多彩なフォーマットで
 数多くの作品が集まった。

・応募作品の選考は、プロジェクトのメンバーに加えて、
 全国の支社や複数の部門から有志の社員が参加し、
 応募作品すべての選考に関わることで、イノベーティブな
 マインドの醸成と社内コミュニケーションの活性化に貢献した。

・プロジェクトの節目でLIXILのイノベーションに関する
 姿勢をニュース化しながら、最優賞の受賞者と社員の
 共創プロジェクトとして作品を基に映像化し、
 企業ブランディング、採用コミュニケーションに活用

LIXIL様コメント

LIXILのイノベーションに対する取組みを対外的にPRする方法を模索していたところ、オズマピーアールさんからSFプロトタイピングという思いもしなかった手法をご提案いただきました。
広報メンバーのみならず、イノベーションに携わる新規事業やデザインのチーム、社内の有志メンバーとの連携も図ることができ、一般の方も巻き込んだ壮大なプロジェクトとなりました。
これまでにないLIXILの新たな一面を見出し、対外的にPRすることができたと思います。

オズマピーアール スタッフ

一ノ瀬 寿人

危機管理会社で有事の対策本部運営、リカバリコミュニケーションに従事した後、オズマピーアール入社。以来、IT・デジタル業界の広報に従事しながら、民間企業から自治体まで様々な領域の広報部門立上げ・運営改善、DX化等のプロジェクトを担当。「マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング(宝島社)」や「マンガでわかる!孫正義式超高速PDCA(宝島社)」など書籍のシナリオ企画、アップサイクルブランド「瀬戸内造船家具」のプロデューサーも務める。

鈴木 透

2018年オズマピーアール入社。飲食品や生活消費財メーカー、商業施設、観光業など幅広い業界のプロジェクトを担当。PRプランナーとして、主にマーケティングPR活動や新規事業等のPR戦略立案を中心としながら、プロモーションイベントの企画・運営、SNSアカウント運用支援など領域を横断してのコミュニケーションプランニングに従事。

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