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  • 株式会社安藤・間

PR発想からひも解く「社内合意形成」をベースにしたBtoB企業のCMクリエイティブ ~「安藤ハザマ」企業ブランディングプロジェクト~

「社内合意形成」をベースにしたBtoB企業のCMクリエイティブ

安藤ハザマ様は、2013年に設立された総合建設会社で、前身はトンネル工事や橋ダム建設で実績を持つ「間組」と、中高層ビル・工場建築に強みを持つ「安藤建設」という二つの歴史ある建設会社が合併し誕生しました。主な施工実績は黒部ダムや東京国際展示場(東京ビッグサイト)など。国内や海外など世界中に施工実績を持ちます。過酷な自然条件と地質的難題を乗り越える必要のある施工を数多く手掛けることから、業界内では“難工事の安藤ハザマ”と呼ばれています。

業界内での認知は高い一方、学生を含む一般の方々からの認知は低く、BtoB企業の多くが抱える問題でもある就職希望者の確保に課題を抱えていました。また、現場からも「認知を高める活動をしてほしい」という要望が上がったこともあり、広報機能を司るコーポレート・コミュニケーション部が中心となったブランディングプロジェクトが開始されることとなりました。

① 社内合意形成のために 「メッセージハウス」作成

まずは、対外的に“何をメッセージしていくのか?” について、社内の共通認識の抽出と、合意形成を図ることが重要だと考え、社内から自社の強みとなるファクト(社員の自社への想いや実体験)を積み上げ、整理する「メッセージハウス」というフレームワークを用いました。
プロジェクトの発端が社員の要望であったことからも、全ての社員、そして経営層までもが「我々の会社ってこういう会社だよね」という思いが統一されることが重要です。そのため、すべての職域の方の声を拾えるよう、社内横断的に複数の部署から1人以上ヒアリングさせていただき、キーとなるファクトなどの内容をメッセージハウスのフォーマットにまとめていきました。
それぞれの立場の方が納得いただけるよう時間をかけて、メッセージ作成のプロセス自体をインナーコミュニケーションと捉え、合意形成を図りました。

② 自社の強みファクトを言葉に 「企業タグライン」制作

このメッセージハウス作成を通して積み上げられたファクトを要素に、プロジェクトメンバーに外部クリエイターも加わり対外的なメッセージをタグライン(言葉)に落とし込みました。複数のタグライン候補は、全社員へのアンケート、そして経営層との確認・検討などを通して絞り込みました。
最終的には、ただ建設するのではなく“ワクワクするもの”を生み出す会社である、その都市やエリア、そしてそこで暮らす人々の生活に変化を起こす会社である、といったイメージが大きく浮かび上がりました。「建設から社会を変えていく」という想いが結実したのが、「Be a ChangeBuilder.」という言葉です。
その後このタグラインと、メッセージハウス内のキーファクトからいくつかの要素を抜き出してステートメントを作成。最後に実際の現場の社員様にご出演いただいたキービジュアルまで制作しました。

③ 「企業タグライン」をCMクリエイティブに昇華

タグライン「Be a ChangeBuilder.」を基に、企業認知を目的としたCMを制作。
CMでは、安藤ハザマが大好きで、建築・土木愛にあふれる小学生「ケンチくん」と「ドボくん」を通して、安藤ハザマ様がこれまで手掛けてきた実績の紹介とともに、「建設から社会を変えていく。」という想いを宣言しました。

CM放映後のホームページ来訪が大幅に増加

CM放映後の検索、ホームページ訪問数が拡大、把握できているだけでも過去5年間で最も多くの方々にホームページに訪問いただきました。
また、ほかにも定性的な成果として、取引先様や社内のポジティブな声が上がっています。社長や経営層の方々、そして社員の方からも、「社員の納得感があるプロセスを経てくれた」「現場で関わる協力会社からも『見たよ』とのお声をいただいた」など、進め方の効果や手ごたえを感じさせる感想もお伺いすることができました。
本プロジェクトは今も進行中で、今後もTVCMシリーズは継続予定。
安藤ハザマ様では今後も、TVCMはじめ様々な活動を展開し、社会へ向けたアプローチを続けていきます。

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