静岡県の働く世代が「ナッジ」を用いて運動習慣定着を目指す
『しずおかナッジで運動チャレンジ』実証事業を開始します
~「コミットメント・ナッジ」による目標達成率や歩数増加率等を検証~
株式会社オズマピーアールは、静岡県の「令和4年度ナッジを活用したアプローチ方法の効果検証事業」に採択され、令和5年1月より『しずおかナッジで運動チャレンジ』実証事業を開始します。本事業はナッジの専門家である青森大学 竹林 正樹 客員教授、産業保健とヘルスリテラシーの専門家である順天堂大学 福田 洋 特任教授、心理学と統計学の専門家である青森大学 渋谷 泰秀 教授らが学識アドバイザーとしてチームに参画した産学官の取り組みです。
本事業では、静岡県内企業の社員を対象とし、行動経済学の「ナッジ(※1)」を用いて日常的な歩数の増加を促します。ナッジの一つ「コミットメント(※2)」がどの程度歩数の増加に繋がるか、ヘルスリテラシー向上に繋がるかを測定し、そのデータを統計解析して今後の県の健康増進事業に活用し、健康寿命の延伸に貢献することを目指します。
※1 ナッジ
心理特性に訴求し、望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチのこと。
※2 コミットメント
「将来の自分の行動をあらかじめ縛ること」であり、本事業では宣言した内容を守りたい心理に
訴求するナッジとして用いる。
『しずおかナッジで運動チャレンジ』実証事業概要
■実施内容:
実施内容 |
①運動習慣定着に役立つナッジの知識習得セミナーを 開催 ②コミットメント・ナッジによる目標達成率や 歩数増加率、ヘルスリテラシー向上を検証 ③県内事業者向けにナッジに関する啓発資料を 作成し配布 |
実施期間 | 令和5年1月10日(火) ~ 3月17日(金) (測定期間は1か月間) |
実証事業者 | 株式会社オズマピーアール エーテンラボ株式会社 |
学識アドバイザー | 竹林 正樹 青森大学 客員教授 福田 洋 順天堂大学 特任教授 渋谷 泰秀 青森大学 教授 |
【お問合せ先】
株式会社オズマピーアール関西支社 OZMA Nudge Social Design Unit
担当/藤本・福村
TEL. 06-6205-9800 / Mail. nudge@ozma.co.jp