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オズマピーアール、国際PR協会(IPRA)『ゴールデン・ワールド・アワーズ 2024』において「土日ミルク」と「整体つきキッズパーク『ホグシーランド』」が最優秀賞を受賞

株式会社オズマピーアール(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中尾 敏弘)は、国際PR協会(IPRA)が主催する国際PRアワードの最高峰「ゴールデン・ワールド・アワーズ・フォー・エクセレンス(GWA) 2024」において、「土日ミルク」(一般社団法人Jミルク)がFood and beverage部門で、「整体つきキッズパーク『ホグシーランド』」(ピップ株式会社)がEvent management部門でそれぞれ最優秀賞を受賞しました。

ゴールデン・ワールド・アワーズ・フォー・エクセレンス(GWA)は、国際的なPRの業界団体である国際PR協会(IPRA)(設立:1955年、本部:ロンドン)が、世界の優れたPR活動を表彰する業界賞です。1990年に創設され、国連も後援しています。2024年10月には、部門最優秀賞の中からグランプリが選出されるほか、国連の17の持続可能な開発目標(SDGs)に沿ったキャンペーンがグローバル貢献賞(Global Contribution Award)として選出されます。

当社の受賞結果は以下の通りです。

■土日ミルク (Weekend-Milk Splash)

Food and beverage部門 最優秀賞

クライアント
一般社団法人Jミルク
エントリー主体 オズマピーアール
協力会社 ブルーパドル、knot
当社スタッフ 野村康史郎、肥髙結衣、藤原醇平、渋谷美生、松野愛理

[概要]
日本の学校給食は年間約180日あり、牛乳の生産量の中で学校給食向けの出荷量は約1割を占めています。日本の小中学生が「学校給食のない日」に家庭で牛乳を飲む回数は、学校給食のある日に比べて少ない傾向にあるため、子どもたちのカルシウム不足などの栄養問題が懸念されており、更に新型コロナウイルス感染症の流行以降の物価高騰による牛乳消費や酪農経営への影響など大きな社会問題が解決していない状況です。
加えて、小中学生の1日のカルシウムの摂取推奨量に対する「給食のない日」の摂取量は200-470mg足りておらず、骨粗しょう症や月経不順などの疾患にもつながると言われています。

これらの課題に対し、「給食のない休日はおうちで牛乳を飲もう」を標語とした「土日ミルク」を提唱。
「土日ミルクレシピ」「土日ミルクキャンプ」「週刊土日ミルク(マンガ)」「土日ミルク なりきり広告クリエイター(学校授業プログラム)」「土日ミルクフェス」・・・など、土日ミルクの前後に施策をいれるだけで、すべての活動が【土日ミルク】に変換できる設計にし、20以上の企画を立案し、同時多発的に実行しました。酪農・乳業関係者含め、多方面で「土日ミルク」が合言葉として徐々に定着しています。
また、カレンダーの休日を示す“青と赤”をモチーフにしたビジュアルで展開。子どもでも分かりやすい習慣化を促進していきました。

結果、給食利用世帯での土日ミルク認知率は25%を超え、うち、休日の子供の牛乳飲用意向の気持ちが昨年より強まった保護者は45%以上に増加*。「休日の子どもに牛乳を飲ませたい」という親のポジティブな声が聞かれるようになりました。また、土日ミルクとコラボレーションした牛乳パックが、一部地域の店頭で登場しました。
* 牛乳乳製品に関する食生活動向調査2023
https://www.j-milk.jp/report/trends/Research202402.html

■整体つきキッズパーク「ホグシーランド」
(“Relief Park” Playground With Chiropractic)

Event management部門 最優秀賞

クライアント ピップ株式会社
エントリー主体 オズマピーアール
協力会社 ブルーパドル、G.D.inc.
当社スタッフ 登坂泰斗、早藤優樹、植村勇希、秋月滉一朗

[概要]
日本では人口減少が進み、少子化対策として育児環境の整備が進んでいる中、政府の子育て支援としては経済的な支援があります。その一方で、共働き夫婦の増加や、出産年齢の高年齢化等、保護者の身体的な疲れが溜まりやすい状況は加速しており、“育児疲れ”という概念が存在。子どもを遊ばせて保護者が疲れることは、育児中には当然のことという認識が社会のバイアスとして存在しており、多くの人が育児疲れの中に隠れた「子遊び疲労」の解決を諦めている状態でした。

そこで、「子遊び疲労」が生まれない場所“整体つきキッズパーク”を創出。特別な場所ではなく、当事者にとってなじみのある「いつもの」キッズパークに、整体という異質な要素を合体させ、「新しい」キッズパークへアップデートすることで、親が子どもと遊んで疲れてしまうことは仕方ないという、“アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)”を覆す場を創りました。
体験に触れた育児当事者を起点に共感の声が巻き起こり、育児に関する社会・当事者が当たり前と放置していた、休日の保護者の「子遊び疲労」という考え方を顕在化し、一石を投じました。

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