オズマピーアール、『ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS』において 3作品がそれぞれ3部門で受賞! ―PR部門、クリエイティブイノベーション部門、メディアクリエイティブ部門の3部門で評価―
オズマピーアールは、優れたクリエイティブを表彰する日本最大級のアワード 「2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」において、3部門で受賞しました。
クリエイティブイノベーション部門では「リモート市役所」がシルバーを、PR部門では「『おかえり!カーネル』人形納め」がブロンズを、メディアクリエイティブ部門では「BLUE SEAT」がエリア&コミュニティ賞を受賞しました。なお、「リモート市役所」はPR部門のファイナリストにも選出されました。
『ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS』は、優れたクリエイティブを表彰する日本最大級のアワードです。1961年から継続する広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身に、2017年より、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象とするアワードへとリニューアル。よりよいCMの制作と放送の実現に寄与することを目的に1960年に発足した、一般社団法人 ACCが主催するものです。
今年の『2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS』では、「ビッグアイデア×テクノロジー」に優れたプロジェクトを表彰する“クリエイティブイノベーション部門”において「リモート市役所」がシルバーを受賞したほか、PR・広報の領域においてクリエイティビティの可能性を拡張したプロジェクトを表彰する“PR部門”において、「『おかえり!カーネル』人形納め」がブロンズ、「リモート市役所」が入選を果たしました。さらに、メディアのアセットを活用したクリエイティビティにより、広告主や社会課題の解決等に貢献した取り組みを表彰する“メディアクリエイティブ部門”では、「BLUE SEAT」がエリア&コミュニティ賞を受賞しました。
当社の受賞結果は以下の通りです。
■リモート市役所
クリエイティブイノベーション部門 シルバー
(エントリー名:地域に根付いた自律共創型プラットフォーム「リモート市役所」)
PR部門 ファイナリスト
(エントリー名:誰も知らない街から、移住したい街1位、住み続けたい街へ 社会の変化に適合する移住施策「リモート市役所」)
クライアント |
長野県佐久市 |
エントリー主体 |
株式会社オズマピーアール |
協力会社 | 株式会社ブルーパドル、株式会社たきコーポレーション |
当社スタッフ | 登坂泰斗、鳥居保人、早藤優樹、海老原佑助、 森夏海、全ユミン |
[概要]
長野県佐久市が開設した、移住促進・地域活性のコミュニティサービス。開設当初は移住検討層が移住前に地域の人と繋がり、関係構築ができるプラットフォームとして開発されましたが、市民との窓口の役目を超え、現在では地域課題を解決するオープンイノベーションプラットフォームへと拡大しています。
活動の中で、移住の前の“試住”に関する煩雑な手続きや情報収集を簡便化する「Shijuly(シジュリー)」、地域のニッチ情報を発信する「FMリモート市役所」、子ども向けの移住情報サイト「こども広報課 佐久市のいいとこマップ」などのサービスを参加者と共創しました。
■「おかえり!カーネル」人形納め
PR部門 ブロンズ
(エントリー名:徹底したローカル施策で、世界ブランドの象徴が関西で生んだ“奇跡の共感”「おかえり!カーネル」人形納め)
クライアント | 日本KFCホールディングス |
エントリー主体 | 株式会社オズマピーアール |
当社スタッフ | 浜永裕也、野間渉、小林なつみ、吉田周平 |
[概要]
1985年のプロ野球日本シリーズの優勝が決定した熱狂禍に大阪・道頓堀川に投げ込まれ、その後24年の時を経て引き上げられたことにより「おかえり!カーネル」と命名されたカーネル立像の老朽化問題。
創業者をかたどったKFCブランドのシンボルでもあり、奇跡的な生還を遂げた“幸運の象徴”としてプロ野球ファンを中心に関西の人々に広く愛された存在でもあった立像について、プロ野球ファンや地域住民の心情に寄り添い、カーネル立像に感謝を示すアクションを行うべきと考え、住吉大社にて「おかえり!カーネル」人形納めを実施しました。
当日の供養の様子をオフィシャル映像にまとめ、プロ野球新シーズン開幕直前に情報発信したことでKFCのX公式アカウントの投稿には1.3万リポスト・2.3万いいねが集まり、「人形納め」が一時期Xのトレンド入りをするなど、多くの方から理解と共感を得られる形でブランドアイコンの終焉を迎えることができました。
■BLUE SEAT
メディアクリエイティブ部門 エリア&コミュニティ賞
(エントリー名:工事中の閉鎖水槽をメディアに「BLUE SEAT」)
クライアント | 株式会社海遊館 |
エントリー主体 | 博報堂 |
協力会社 | 博報堂プロダクツ、オズマピーアール、グミ |
協力ブランド | 萩原工業株式会社 |
当社スタッフ | 久保田敦、濱野香澄、木村友美、川端里歩 |
[概要]
~「隠れているものは、つい見たくなる」という心理を活用し、水槽の“中を隠す”はずのブルーシートを、“中の海がのぞける”体験装置に転換~
「BLUE SEAT」は、世界最大級の水族館「海遊館」(大阪市港区)で、2023年7月14日~2024年1月15日の期間中に開催された特別企画です。
舞台は館内で5番目に大きなサンゴ礁水槽「グレート・バリア・リーフ」水槽。リニューアル工事のために一時閉鎖された水槽面をおおうブルーシートに設置された、ウミガメやカクレクマノミなどのイラストが描かれたマーカーにスマートフォンをかざすとシートがめくれ、中の様子をのぞくことができるというAR体験を創出しました。
海遊館の飼育員監修のもと、グレートバリアリーフ海域にすむ3Dの海洋生物を制作。それぞれの生物の生態にあわせて動きや泳ぎ方のリアリティを追求し、学びの機会を提供するという水族館本来の目的も達成できる場にしました。また、共創ブランドの萩原工業株式会社が開発した、約65%のCO2削減効果がある業界初の水平リサイクルでできたブルーシートを活用し、海洋保全(マイクロプラスチック問題)のメッセージも発信しました。半年間の展示中の体験者(ARを起動してアクセスをしたユニークユーザー数)は30万人を超える人気コンテンツとなりました。