株式会社オズマピーアール

今年で20回目の開催となる「PR Awards Asia 2021｣で、ヤンセンファーマ株式会社が進める、医薬品の提供を超えて患者さんの課題に取り組むプロジェクト「Beyond the Medicine – Empowering patients in Japan」が、Cause-Related - Public Awareness 部門でシルバーを受賞しました。オズマピーアールはこの取り組みにおいて、乾癬、掌蹠膿疱症、前立腺がんの疾患啓発プロジェクトをサポートしています。

 ｢PR Awards Asia｣は、マーケティング・コミュニケーション情報を伝えるメディア「Campaign」「PR WEEK」などを運営するヘイマーケットメディアグループが主催する、アジアの優れたPR活動を表彰するアワードです。

「PR Awards Asia 2021」について

マーケティング・コミュニケーションの最新情報を伝えるメディア「Campaign」「PR WEEK」を運営している｢ヘイマーケットメディアグループ｣が主催しており、2002年よりアジアの優れたPR活動を表彰しています。今年度で20回の開催を数えるPR業界において格式高いアワードです。

●PR Awards Asia 2020公式サイト：http://www.prawardsasia.com/
●PR Awards Asia 2020 WINNER ：http://www.prawardsasia.com/winners/

■乾癬　「FACT FASHION～真実を着る、誤解を脱ぐ。～」

乾癬患者さんが服を選ぶとき、色、素材、締めつけの度合いなど、実は多くの悩みに配慮しています。症状が見た目に現れることから、他人からの視線が気になり、「本当は着てみたい服」を諦めてしてしまうこともあります。　「乾癬を理由に、ファッションを制限しなければならない」そんな患者さんの苦痛を解消し、前向きに治療のことを考えるきっかけをつくるため、患者さんの内に秘めた「真実の声＝FACT」にもとづき心と身体に寄り添った服をつくり、乾癬における課題を社会に問いかけるプロジェクト「FACT FASHION～真実を着る、誤解を脱ぐ。～」を推進しています。

※参考サイト

●「FACT FASHION ～真実を着る、誤解脱ぐ。～」（ヤンセン社サイト）
●「FACT FASHION」（プロジェクトサイト）

■掌蹠膿疱症　「ぶんつうプロジェクト ～痛みを分かちあう～」

掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）は、手のひらおよび足の裏に無菌性膿疱が多発し、痒みとともに皮膚の炎症により痛みが生じる慢性で難治性の皮膚疾患です。

患者さんが抱える課題を顕在化するとともに、心身の痛みを周囲に話しやすい環境づくりを行うことで、孤立や悩みの軽減させることを目的に、コロナ禍で多くの方が聴かれていた「ラジオ」を起点とした、“痛みの分かち合い”をテーマにしたラジオ番組制作を、ニッポン放送と共に行いました。

また、患者さんの日常生活のエピソードを綴ったラジオCM「ぶんつうのおと－掌蹠膿疱症と私－」を放送し、パーソナリティのナイツがリスナーと共に、前向きになれるぶんつう（＝分かち合う痛み）を目指して語り合いました。

※参考サイト

「ぶんつうプロジェクト～痛みを分かち合うために。～」

■前立腺がん　「KATARUプロジェクト」

医療の現場における円滑なコミュニケーションが、患者さんの治療満足度に影響を与えることが近年明らかになっています^*1。しかし、医師・患者さんの双方の視点の違いから、コミュニケーションがうまくいかないケースも見られています。

なかでも、60歳以上の男性に多く見られる前立腺がんは、比較的進行がゆっくりであり、治療における医師との関係が長期に渡ります。しかし、疾患がデリケートな部位であることから、医師とのコミュニケーションの取り方に戸惑いを感じている患者さんも少なくありません。

本プロジェクトでは“行動経済学”の観点を用い、患者支援のご経験から、診察室における適切なコミュニケーションについて啓発を行っています。

*1 山内一信，真野俊樹，塚原康博，藤澤弘美子，野林晴彦，藤原尚也：医療消費者と医師とのコミュニケーション−意識調査からみた患者満足度に関する分析−.医薬産業政策研究所.2005年7月

「PR Awards Asia 2021」
●Cause-Related-Public Awareness部門 シルバー受賞