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谷澤 和哉

ブランドデザイン部 部長

KAZUYA
TANIZAWA

関係性に新たな光を当てる 「リレーション」 多彩なプランニングを展開

8年以上の期間を通算4社へ出向した経験を持つ。さまざまな統合コミュニケーション業務に従事し、日本政府観光局、JETRO、環境省、地方自治体、品目団体、エアライン、鉄道など、多数のグローバルPRのプロデューサーを務める。

専門・活動テーマ

グローバルPR、ブランディング、観光・ツーリズム、インバウンド、日本産品の海外コミュニケーション、統合コミュニケーション、ソートリーダーシップ、シンボリックアクション

― PRとは

生活者の心震わせる「ストーリー」を見つけ出し、ブランドとの握手を企てること

「“情報 ”を本当に必要としているひとに届けたい」そんな思いでPRを志しました。そのひとが持っているバックグラウンドや価値観に訴えるものでなければ、心を震えさせることはできません。それがそのひとの生活の役に立ったり、安心をもたらしたりできる。PRの可能性ってそういうところにあるのではないかと。
統合コミュニケーションでは、ひとつのストーリーアイデアをもとに、さまざまな施策アプローチを展開することで、多様なコミュニケーションを実践してきました。一方、そこには罠も潜んでいて、本当の意味で統合的に考えられているのかという問いが浮かんできます。誤った万能感だけで突き進んでしまうと、実際には広告、PR、SPなど各施策をパラレルに実施しているだけという状態に陥りがちです。
本当の意味で統合マーケティングコミュニケーションの時代になったからこそ、よりしっかりとしたPRの軸を立てることが大切になったと感じます。なぜ、デジタルのこと、イベントのことなのにPRのプロに頼むのか? その掛け算への期待に応える理由をしっかり作っていこうと。そのため、PRと制作、デジタル、さらには売り場や流通、ブランドと、PRの領域を超える掛け算コミュニケーションを、常に発想に取り入れてプランニングしています。

― 専門領域でのPRのポイント、努めていること

グローバルPRで培ってきた視点で、ブランドのストーリーづくりとコミュニティリレーションを提案

日本のコミュニケーションはディテールに価値が宿る傾向がありますが、海外では丁寧な解説ではなく、どれだけユニークに大きな声で、誰よりも早く言えるかどうかが勝負です。アジアやヨーロッパのメディアやPR担当者と話す機会も増えましたが、日本のジャーナリズムとは大きく違います。またそれが世界でPRをしていくときに乗り越えるべき壁でもあり、そのままやりがいにもつながっています。
地域のインバウンドPRを手掛けたときには、それまで以上に「絞り込むコミュニケーション」に意識して取り組みました。情報が多すぎてわけのわからないこの時代、シンプルに、でも力強く『これが好き』が原動力になっているコミュニティをきちんと発見してコミュニケーションしていかないと、日本でも海外でも通用しなくなっています。そこに、僕たちが培ってきた PRの目線で、コミュニティに刺さるブランドのストーリーを紡ぎあげて、コンテンツつまり一つひとつの施策を届けていく。これはすべての PRに当てはまる視点だと思っています。
クライアントから受注したストーリーをそのまま効率よくデリバリーするテクノロジーというよりも、ブランドも企業も社会や生活の中にあって、そこで価値観をともにできるステークホルダーに対してアクションを起こしていく、そんなイメージを持ってPRに取り組んでいます。

― 目指す未来・目標

未来に名前を語り継いだ、上杉謙信の「敵に塩を送る」逸話こそ”PR発想”

時は戦国時代、武将たちが熾烈な争いを繰り広げていたという社会背景。それをくつがえしてあえて“塩を送る”という意外性。しかも『敵に塩を送る』という、何百年も語り継がれる、ものすごく端的なエピソードです。上杉が戦いに勝ったかどうかではなく、戦乱の世にあっての上杉家の武士魂というブランドイメージは著しく向上した。これってPR発想だなと。戦国時代にPRパーソンがいたとして、(多分)アワード受賞していると思います。そもそも戦国大名は天下統一をゴール目標に設定していたはずで、そのためのポピュラーな手段が「合戦」という施策ですが、天下統一に向けて武力によってではなく「味方につける」という施策をとってみたところがひとつのPRアイデア。さらにはゴールを天下統一におかず、そこからさらに「後世に残る『家名』ブランドを培うこと」においてみる。その世の中に当たり前にある価値観に、立ち止まって新しい発想を持ちこんでみること。「塩不足らしいので、この機会に攻めちゃいましょう」とはせず、あえて『上杉家の名前を未来に語り継ぐ施策』を提案していくのが、これからのPRパーソンに求められてくる視座だと思います。

― 座右の銘・好きなフレーズ・格言

「自分が『他人にしてほしい』と思うことを、他人にも同じようにしてやるべきではない。なぜなら彼は “他人” なのだから」

イギリスの劇作家・バーナード=ショウの言葉です。
幼いときは「自分がしてもらってうれしいことを相手にもしてあげようね」と教わったものでしたが、その親切な心配りに、相手への想像力をともなうことが大切だよね、という教えだと理解しています。
相手を想像して、行動を考えること。伝えるのではなく、伝わるまで。

PROFILE 経歴・プロフィール

2006年オズマピーアール入社。
戦略PR・マーケティングブティック会社への提携出向などを経て、2012年より博報堂PR戦略局に出向。カメラやハウスウェアはじめさまざまな統合コミュニケーション業務に従事した後、2014年から2年間北京に駐在。日系高級車ブランドはじめ中国市場ビジネスに従事。
2016年に帰国したのち、旅行・インバウンド専門ベンチャー「wondertrunk&co.」の立ち上げに参画。2018年4月より、現職。日本政府観光局、JETRO、環境省、地方自治体、エアライン、鉄道など、多数のグローバル業務のプロデューサー・クリエイティブディレクターを務める。インバウンド実務主任者。早稲田大学招聘講師(Global PR論)。

WORKS 活動実績・受賞歴

日本政府観光局、JETRO、地方自治体、品目団体はじめ、数々のグローバルPR、統合マーケティングコミュニケーション案件を担当。

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