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石塚 誌乃

リレーションズデザイン本部 2部 コミュニケーション・プロデューサー

SHINO
ISHIZUKA

時代の空気感をキャッチして、 あらゆる人の「自分らしく」を 導き出す。

国内大手や外資系コスメブランドを筆頭に、ビューティー&ライフスタイル系商材のクライアントを多数担当。情報開発からメディアストラテジー、イベントプランニング、デジタル&ソーシャルプランニングなど幅広い経験を経ており、女性系メディアとのリレーションを強みとしている。

専門・活動テーマ

ビューティー領域全般、ブランドエンゲージメント、ジェンダー論

― PRとは

物語は記憶しやすい。なぜなら、私たちは物語を通して事象を認知しているから

この言葉はDonald Normanの「Things That Make Us Smart」に書かれていた一節で、「個々の事実を思い出すのは難しいが「カスパロフの悲しい物語」を記憶から呼び起こすのは比較的簡単だ。普通の人の記憶力とはそういうものなのだ。物語は記憶しやすい。なぜなら、私たちは物語を通して事象を認知しているからである」と綴られています。美容領域のPRに長年携わってきて私が一番大切にしていることは、物語を持って情報発信をしていくこと。競合ひしめく化粧品・美容業界では、いわゆるバズりコスメや美容トレンドなどの情報がSNS上で日々アップデートされ続けていますが、ひとつの化粧品や美容サービスが世に出るまでには、基礎研究や美容理論、商品開発やメソッド、さらにはブランド理念や企業文化、情報発信から店頭接客に至るまで、社内外問わず多くの人が携わり、長い時間や膨大な労力が要されるものです。クライアントや美容業界の方々には「美容の力で誰でもポジティブになれる」「美容を通じてパーフェクトで最強な人になれる!」といったパッションを持っている方が多く自分も共感するばかりですが、プロダクトやサービスの陰に隠れたこうした想いや情熱をストーリーとして発信することで、人々の記憶に残りやすくなるのではと考えています。ロジカルな説明のみならず物語を経た消費者は、テクノロジーやサイエンスを直感的に理解しやすくなり、エンドベネフィットに納得感も得られます。デジタルの海に沈まず進み続けるためには、物語を通して共感を得た伝播者をどれだけ作っていけるかも鍵となります。また、私自身が一消費者としてターゲットでもあるため、自分自身が共感できる/シェアしたいメッセージやストーリーになっているか?ということを念頭に、ソーシャル上でシェアしやすい/盛り上がれる仕掛け作りは何か、ということも常に意識しています。

― 専門領域でのPRのポイント、努めていること

日々のSNSパトロールでコミュニケーションのヒントをつかむ

サステナビリティの浸透やジェンダーレス意識の高まり、ルッキズムやボディポジティブ、ボディニュートラル議論の活発化など、世の中の美しさの価値観が大きく変容していると実感しています。さらにダイバーシティ&インクルージョンの視点では、日常に潜むマイクロアグレッションがコンテンツに紛れてしまったことで、いわゆる炎上を引き起こす事例は後を絶ちません。インクルーシブで、あらゆる人が自分らしく生きていける世の中を実現するために、PRでは何ができるか? ということは常に考えていますが、そのためにはものすごい速さで更新されていく世の中の当たり前や常識を自分自身もアップデートし続けなければなりません。日々TwitterやInstagram、YouTube、TikTokといったSNSプラットフォームをパトロールして、バズった投稿や炎上、注目のトレンドをキャッチしています。今世の中では今何が起こっているのか? その事象に至った背景とは? そしてコミュニケーションではどう向き合うべきなのか? といったヒントにしています。

― 目指す未来・目標

誰にでもフラットなフィールドが叶えられるような未来

体感として、私の場合はお仕事をご一緒させていただく8割以上が女性の方たちです。日本はジェンダーギャップ指数や女性役員比率ともに他国と比べてもまだまだ低い状況ですが、女性活躍と言ってしまうと数値目標ばかりが取り沙汰されがちです。エンパワメントというと大仰な感じに聞こえてしまいますが、仕事で関わる方々たちが、男性だから、女性だから、と意識することなくフラットに、自分らしく働きながらキャリアアップできるような社会になるといいなと思っています。

― 座右の銘・好きなフレーズ・格言

LEARN FROM EVERYTHING.

NY出張の際に寄ったアートショップで購入したマグネットに書いてありました。
いろいろなことが「次に活かせるな」と思えるようになり、不測の事態にもあまり動じなくなりました。

PROFILE 経歴・プロフィール

前職のPR代理店にて多岐の業界にわたる経験を積んだのちオズマピーアールに入社。国内大手や外資系コスメブランドを筆頭に、ビューティー&ライフスタイル系商材のクライアントを多数担当。情報開発からメディアストラテジー、イベントプランニング、デジタル&ソーシャルプランニングなど幅広い経験を経ており、女性系メディアとのリレーションを強みとしている。

WORKS 活動実績・受賞歴

スキンケア、ヘアケア、美容医療、フレグランス、ネイル、ファッション、美容家電、クルマ、消費財など、数多くのプロジェクトを担当。

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