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西山 卓

コーポレートコンサルティング部 エキスパート

TAKU
NISHIYAMA

経営に寄付する広報とは何か? コーポレート・ コミュニケーションの未来を描く

ロンドン大学大学院開発学研究科修士課程修了。全国紙記者を経て、オズマピーアールに入社。中央官庁、政党など公共政策チームに参画するほか、企業のリスクコンサルティングにも多く携わる。メディアと企業広報の双方に通じ、コミュニケーション戦略を総合的にサポート。

専門・活動テーマ

コーポレート・コミュニケーション、リスククライシス、メディアトレーニング、パブリック・アフェアーズ

― PRとは

“パブリック(公共との)リレーションズ(関係)”に原点回帰

製品の情報や価値をどんどん発信していくのが“攻める広報”だとしたら、私が得意とするのは“守る広報”。事故など危機が発生したときだけでなく、平時から自社のスタンスを正しく世の中に理解してもらうことに注力しています。
そのためには、企業の主張ばかり一方的に押し通そうとしてもいけません。特にリスクや危機など周りから責められそうな要素があるときは、どうしても周りが見えなくなって自社の論理、社内の物差しでどんどん内向きの考えに陥りがちです。そんなときに、最終的なステークホルダーのことを考えて、届くメッセージをいかにつくるかというのが、私たちの腕の見せどころです。
日本では、PR=メディアリレーションという時代が50年続きましたが、今やっと“パブリック(公共との)リレーションズ(関係)”という、もとの意味が見直されているように感じています。この原点回帰の流れをちゃんとつかんで、時代に合ったサービスをつくれるかどうかが、今問われています。

― 専門領域でのPRのポイント、努めていること

「いかに経営に寄与したのか」に応え、次の時代の価値の実現に向けて日々勉強

ここ数年で感じているのはコーポレート・コミュニケーション業務で対峙するクライアントが、広報部署から、より経営に近い部署へと変化していること。経営企画や社長と対話しながら企業全体のメッセージ構築をお手伝いする案件も増えてきているなか、メディアリレーションの知見だけでは太刀打ちできないことを痛感するシーンに何度も遭遇しました。メディア視点に加え、経営視点もなければ闘えないステージにきているのです。また、企業のコミュニケーションへの考え方そのものも変容しつつあります。ただモノが売れれば良いという時代はもはや過去。企業市民としてのブランドをいかに大きく成長させていくかがゴールだと考える企業が増えてきています。最近では、国連で採択された「SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)」を軸に据えてコミュニケーションを考える先進企業が増えてきています。また、企業が長期的に成長する指標としてESG投資という観点も、投資家のあいだでは広がっています。こういった社会の流れも汲みながら、短期的な売上目標だけでなく、企業の長期的な成長、あるべき姿も見据えたメッセージ構築とアウトプット手法を研ぎ澄ましていくことが重要です。
今の世の中、5年後はどうなっているか見当もつかない時代です。全然違う価値観が生まれているかもしれない。企業もメディアも、先取りして次の時代の価値を実現していかなければ生き残れません。ずっと必死に勉強し続けて、道を切り開いていくのはつらいですが、そこが仕事の面白いところでもあります。

― 目指す未来・目標

「経営に寄与する広報」をキーワードに、新しいコミュニケーションの可能性に挑戦したい

コーポレート・コミュニケーションの業務は、いわば日本を、世界を代表する企業の社長たちのコミュニケーションの参謀役です。経営と一体化した広報のありかたを模索し、単に商品が売れるだけでなく、クライアント企業がステークホルダーとより良い関係を構築していくお手伝いをしていきます。

― 座右の銘・好きなフレーズ・格言

「自分の感受性くらい、自分で守れ ばかものよ」

茨木のり子さんの詩の一節です。
うまくいかないときに人のせいにしたり、忙しいのを理由に深く考えずに行動したりすることがあります。そんなときはこの言葉を思い出し、初心に戻ってベストを尽くすよう心掛けています。

PROFILE 経歴・プロフィール

全国紙記者として事件事故や行政取材などを経験した後、オズマピーアールに入社。新聞記者とPRコンサルタントとしての経歴を背景に、メディアと企業広報の双方に通じたハイブリッド人材として活動中。最近では、「経営にコミュニケーション力を」をミッションに、年間100人近い経営幹部に対峙。経営課題と事業ステージに合致したコミュニケーション戦略を立案し、攻めのPRから守りの危機管理広報まで提供。経営×コミュニケーション領域におけるディスカッション・パートナーとして、幅広いクライアントから評価を受けている。
ロンドン大学大学院開発学研究科修士課程修了/早稲田大学招聘講師(PR論)/多摩大学ルール形成戦略研究所客員研究員

WORKS 活動実績・受賞歴

  • 企業のクライシスマネジメントから報道対応アドバイスまでの危機管理広報全般
  • 平時から緊急時までのメディア対応話法のセミナーおよびメディアトレーニング講師
  • IT・テック企業の上場コミュニケーションサポート
  • 中央官庁の公共事業や政党の広報活動コンサルティング
  • 国際的科学機関の日本誘致などのアドボカシー活動支援

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