加藤 雄一
統合ビジネスデザインチーム ソーシャル・ファシリテーター
YUICHI
KATO
BtoB企業における広報メッセージング設計や、大手メーカーのCSR/サステナビリティ関連事業広報などに従事。コミュニティリレーションズの支援も数多く手がけ、ソーシャル視点を活用した組織内理解促進の企画・実施や住民合意形成などに取り組む。
専門・活動テーマ
統合コミュニケーション、サステナビリティコミュニケーション、住民合意形成コミュニケーション、PBL(Project Based Leaning)
― PRとは
自身の在り様の言語化と、対象に向けた翻訳
PRとは世の中(ウチ=組織内、ソト=社会)から見える自身の在り様を“言語化”することだと考えます。私たちの役割はPR会社として言語化のお手伝いはもちろんのこと、時にはそれぞれの対象に向けた“翻訳”を行うことも必要となってきます。人に物事を伝えるときに重要なのは何を伝えるかに加え、どう伝えるか。同じ言い方でも伝える相手によってはまったく逆の印象を与え、時には強烈なコンフリクトを引き出しかねません。
私は施設建設における住民合意形成の案件などにも携わることがあるのですが、上記についてもっとも考えさせられる現場です。対象にしっかりと向き合い、適切な言語を用い、適切な伝え方で関係値を構築する。これは俗人的コミュニケーションであっても、マスコミュニケーションであっても、違いはありません。私の扱う主な業務に企業や組織のメッセージ策定支援というものもあります。私が使う手段は“言語”そのものなのですが、オズマピーアールのプランナーはこれらをあらゆる施策に“翻訳”し、世の中に対して伝えていくということをしています。PR会社の腕の見せどころですね。この言語化・翻訳の力こそがPRというものだと思います。
― 専門領域でのPRのポイント、努めていること
自分も他者も、納得感を持って働くこと
自身の活動テーマは「オートノミ―の醸成」です。これは自分においてもそうですし、一緒に仕事をする協力先に対してもそうです。オートノミ―とは「自己決定感(権)」を指します。自己決定感は納得感に繋がります。納得感を持って進める仕事は、自分自身の言葉で語ることができます。人に物事を伝える上でとても大切なことであり、PRという仕事の重要な一つの要素であると考えています。
また、これはPRという観点からもそうですし、働き方の観点からも大切であると感じています。さまざまな業種やテーマを扱う当社の業務において、ただのやらされ仕事だと、あっという間に疲弊してしまいます。物事に取り組む上で「これは私自身で決めて取り組んでいる」という意識を持つことが、それらを楽しみ、精一杯取り組むことのできるトリガーになりうると思います。私自身が納得感を持って働くのは当たり前として、一緒に働く他者についても納得感を持って協業をすることを一番に考えます。
― 目指す未来・目標
ビジネスや情報発信を、魅力なコミュニケーションに昇華させる
今以上に、“きれいごと”でのビジネスや情報発信が当たり前になるような世の中になれば良いと思います。そのために我々がしっかりと意味や矜持などを言語・可視化し、魅力的なコミュニケーションに昇華させることに努められればと思います、
― 座右の銘・好きなフレーズ・格言
Leap Before You Look(見るまえに跳べ)
W・H・オーデンの詩のタイトルです。昔、好きな曲があり、その歌詞に使われていたのですが、それが大層お気に入りだった小学生当時の加藤は「これを私の座右の銘にしよう」と決定し、意味をあまり理解せぬまま小学校の授業の発表で使用したことがきっかけです。元ネタの詩の方を知ったのは大学生になってから。改めて感銘を受け、現在までこの言葉を座右の銘に生きています。
思えば加藤の人生には(私だけではないでしょうが……)いろいろな転機がありましたが、その大部分をこの言葉を携えて乗り越えてきました。人生の取捨選択において正解はなく、あるのは“選択したという事実”だけだと思っています。どのような選択をしてもそれを“正しい選択だった”と言えるように奮闘をしなくてはいけません。それならば選択するときに熟考したところで意味はないだろうと思いますし、ある閾値を超える意味でのジャンプをした方が、遠くまで行けるのだと考えています。
オズマピーアールの社名の由来は“まだ見ぬ存在とコミュニケーションする”というものだそうです。なんとなくシンパシーを感じています。
PROFILE 経歴・プロフィール
大手証券会社などで、およそ10年間の金融リテール営業を経験。
その後、出版社での広告営業を経てオズマピーアールへ。出版社では、“趣味”を軸とした専門性の強いコンテンツを活用したプロモーションの企画立案や、さまざまなファン向けのイベントのプロデュースを手がけ、行政が主催するシンポジウムの企画立案・実施運営まで業種を問わず幅広く担当。企業のCSRや環境保全の取り組みについての情報発信サポートにも複数携わる。
当社では、BtoB企業における広報メッセージング設計や、大手メーカーのCSR/サステナビリティ関連事業広報などに従事。サステナビリティをビジネスに実装させるための戦略設計やワークショップの企画運営なども行う。大学でも講師を務め、持続可能な開発における課題探究型学習(SD-PBL)を担当する。
またコミュニティリレーションの支援も数多く手がけ、ソーシャル視点を活用した組織内理解促進のための企画・実施や、施設建設などにおける住民合意形成のコンサルティングやファシリテーションなど、コミュニケーションの力で課題解決に取り組む。
修士(環境学)
英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー
プラチナマイスター
東京都市大学非常勤講師(2024年度~)
WORKS 活動実績・受賞歴
受賞歴
- 令和6年度、7年度 日本地域学会 優秀発表賞受賞